楽園を装った技術的地獄、月海原学園は、次なる聖杯戦争の舞台となる人工的な高等学校である。月の内側に存在するコンピュータ・ムーンセルによって創造されたこの学園には、「マスター」としての素養をわずかにでも有する者たちの魂が地球から投影され、住まわされている。256の魂の中から128名が本選への参加者として選抜され、サーヴァントを与えられる。すべてのマスターが選ばれし時、学園は残る生命体を抹殺対象とする粛清を発動する。
自らの血の池の中で目覚めた岸波白野は、死を拒絶する。未知の憎悪の感情に駆られ、彼は生き残るために戦うことを誓う。執拗な追跡者から逃れようともがく中、彼は地面に突き刺さった真紅の剣を発見する。それを引き抜くことにより、白野は自らのサーヴァント・セイバーを召喚し、彼女は瞬く間にバラの花びらと共に追跡者を消滅させる。新たに得た力と共に、白野はムーンセルの中枢であるアンジェリカ・ケージへ向かう旅を始めなければならない。そこで彼は、この人工世界の理由と、自らの血に染まった過去の秘密を明らかにすることになる。
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