超常現象に巻き込まれる日々と慌ただしい学園生活で、ほとんど息つく暇もない八尋寧々。そんな彼女にようやく休息をもたらしたのが、かもめ学園恒例の「お泊り会」だった。親友の赤根葵やクラスメイトたちとの集まりで、思い切り息抜きできると寧々は胸を躍らせる。しかし彼女が知らないうちに、お泊り会は「盂蘭盆」の日と重なっていた。死者と生者の境界が歪み、邪悪な霊が現世に現れる日である。
悪霊に襲われそうになった寧々を救ったのは、笛で魂を閉じ込める能力を持つ第六の不思議「死神」という謎の存在だった。その瞬間、死神は葵に目をつけ、彼女を拉致する。境界を永久に閉ざすための生贄として捧げるためだ。花子くんと赤根葵を伴い、寧々は親友を救うため、時が来る前に死者の世界の最深部への旅に出なければならない。
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