生放送のテレビ番組で、全ての吸血鬼を統べる女王ミナ・ツェペシュは、自らの種族の存在を世界に明かし、日本に吸血鬼の聖域「ヴァンパイア・バンド」を建設する計画を発表する。莫大な資産を用いて国の借金を肩代わりすることで、夜の眷属たちの安住の地建設は許可された。しかし、ミナの影響力に誰もが容易に従うわけではない。彼女の発表は、女王の平和への願いが偽りの仮面だと信じる人間たちとの対立を招く。
鏑木アキラは吸血鬼の存在を信じておらず、その話題が出るといつも不安を覚えるが、その理由には気づいていない。一年前に頭部に負傷した以外は、平穏な日々を送っていたが、ミナと出会うことになる。彼女との接触は、アキラが長く忘れていた記憶を呼び覚まし、やがて理由もわからず彼女を守るようになる。しかし、アキラの秘密は彼の想像をはるかに超えるものだった。彼は自分が狼男であり、たとえ命を賭しても吸血鬼の女王を守ることを生まれながらに誓う存在であることを知る。こうして、二人はヴァンパイア・バンドで死のロンドを踊りながら、彼らの絆がいかに深いものかを知っていく。
[Written by MAL Rewrite]
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