『ジパング』は、戦斧巡航ミサイルやイージス・システムなどの最新兵器を搭載した海上自衛隊の巡洋艦「未来」(実際は日本のあたご型護衛艦)が、横須賀の海上自衛隊基地から出港し、ハワイ諸島・ミッドウェー海域での日米共同演習中、突然の暴風雨と電磁嵐に遭遇。時空の歪みによって、オーロラで構成された神秘的な光の壁を通過した後、60年前の1942年――第二次世界大戦中、日本がアメリカや世界と敵対していたミッドウェー海戦の戦場にタイムスリップしてしまう。彼らが歴史を変えず、この戦争に介入しないことを決めた時、副艦長・角松洋介は、通信任務中に撃墜された日本軍水上偵察機の搭乗員・草加拓海少佐を救助する。しかし、草加少佐が「未来」の資料室で第二次世界大戦における日本の敗戦史実を知った後、驚くべき計画を企て始める――「未来」の強力な火力と新技術を利用してアメリカをはじめとする連合国を打ち破り、戦争に沈む大日本帝国でもなく、「未来」が属する戦後の日本でもない、新たな国家「ジパング」を築こうとする。こうして、角松洋介と「未来」の乗組員たちは、草加の計画を阻止する行動を開始する……。
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