オカルトクラブで根拠のない怪異譚に耽る高校生・虎杖悠仁は、クラブ活動か病院に寝たきりの祖父を見舞うかの日々を送っていた。しかし、そんな平凡な日常は、彼が呪物と知らずに接触したことで一変する。超常の連鎖に巻き込まれた悠仁は、人間の悪意や負の感情から生まれた禍々しい存在・呪霊の世界に足を踏み入れることとなる。彼が飲み込んだのは、呪霊の王・両面宿儺の指だったのだ。 宿儺の力を得た悠仁は、呪霊が社会に及ぼす脅威を目の当たりにする。そして、東京都立呪術高等専門学校に導かれた彼は、もう戻ることのできない道――呪術師としての道を歩み始める。
父を亡くして以来、竈門炭治郎は家族を支える重責を担っていた。人里離れた山で貧しく暮らしながらも、竈門家は比較的平和で幸せな日々を送っていた。ある日、炭治郎は炭を売って少しでも稼ごうと、麓の村へ下りることを決める。帰り道、日が暮れてしまった炭治郎は見知らぬ男の家に泊めてもらうが、そこで男から、夜の森に潜む人喰いの鬼の存在を警告される。 翌日、ようやく家にたどり着いた炭治郎を待ち受けていたのは、家族全員が惨殺されたという恐ろしい光景だった。さらに、唯一の生存者である妹の禰豆子は、血に飢えた鬼へと変貌していた。怒りと憎しみに燃える炭治郎は、家族の仇を討ち、残された唯一の肉親である妹を守ることを誓う。「鬼殺隊」を名乗る謎の組織と共に、炭治郎は鬼を討伐し、最愛の妹に残された人間性を護るため、あらゆる手段を尽くす決意をする。