チェンソーマンみたいなアニメ — 汚れた街、怪物、壊れた欲望が好きな人へ
『チェンソーマン』で忘れにくいのは、デンジの欲望が少しもきれいに飾られていないところだ。世界を救いたい、ではない。飯、眠る場所、触れられること、昨日より少し痛くない生活。それを望んだら、悪魔と書類仕事が返ってくる。
このリストは、その後味に近い作品を選んだ。暴力的な都市ファンタジー、武器になる身体、傷を隠す冗談、日常の価値を安く見せる怪物たち。

これはかなり危険な感情枠。身体が怪物になるという点では近いが、物語はもっと破滅に近く、欲望はもっとむき出しになる。
短い作品だが、作業用には向かない。映像が鋭く、悲しみもきれいに整列してくれない。重いものを受け止める余裕がある時に。
オカルトの危険さを残しつつ、戦闘のルールをもっと整理して見たいなら『呪術廻戦』。デンジのむき出しの欲望は、術式、学校、チーム戦へ置き換わる。
『チェンソーマン』より整っているが、超常の怪物と戦う若者たちが軽く扱われないところは近い。
生き延びることが身体に来る作品を探しているなら『地獄楽』。島は最初きれいに見えるが、植物も身体も儀式も、少しずつ気味悪くなる。
似ているのはグロさだけではない。戦う時は恐ろしい人間が、それでも生き続ける理由を静かに探しているところがいい。
身体ホラーとしてのおすすめ。新一の手は、喋り、計算し、人間らしい感情を共有しない存在になる。その同居の気持ち悪さが魅力だ。
『チェンソーマン』より冷静で哲学的だが、「自分の身体の中の怪物」とどう生きるかを真面目に見せてくれる。
「自分の身体が問題になる」設定を、もう少し明るく見たいならこちら。カフカの変化はデンジより希望があり、組織の中で扱われる。
怪物アクション、職場のプレッシャー、そして少し年上の主人公が欲しい時にちょうどいい。
選び方早見表
| 作品 | チェンソーマンとの接点 | 向いている気分 |
|---|---|---|
| 汚れた街と変な温かさ | 一番変な近さが欲しい時 | |
| 身体ホラーと破滅感 | 暗い作品を受け止められる時 | |
| ルールのあるオカルト戦闘 | チーム戦が見たい時 | |
| 生存と美しい不気味さ | 死地の任務ものが欲しい時 | |
| 怪物と身体を共有する怖さ | SFホラーが欲しい時 | |
| 変身と組織の圧 | 少し明るい入口が欲しい時 |





