

Shoujo Kakumei Utena
かつて、幼い姫に悲劇が訪れた。両親を亡くし、深い悲しみに沈む彼女を慰めるものは何もないように思われた。しかし、旅の途中でその地を訪れた王子が、姫を励まそうと訪れる。悲しみの涙をぬぐった王子は、薔薇の紋章を刻んだ指輪を姫に与え、「この指輪を大切にしていれば、いつか必ず再会できる」と告げた。この出来事は少女、天上ウテナに深い感銘を与え、彼女自身が王子になることを決意させる。 それから数年後、ウテナは鳳学園に通うことになる。彼女の大切な指輪と同じ薔薇の紋章が学園の印であった。ある日、薔薇の香りに誘われるようにして、彼女は姫宮アンシーが薔薇の世話をしている場面を目撃する。傍らには、アンシーを巡って言い争っているように見える生徒会長の桐生冬芽と副会長の西園寺莢一の姿があった。ウテナは特に気に留めなかったが、その頃、生徒会ではある重大な議題が話し合われていた。 その後、ある誤解から、ウテナは自分と同じ指輪を持つ者たちの世界、「決闘者」の世界に引きずり込まれる。決闘者たちは、強大な力を持つと言われる「薔薇の花嫁」、姫宮アンシーの所有権をかけて戦っていた。王子としての自らの力を証明したいという想い、そして不当に扱われ、物のように扱われるアンシーへの憤りから、ウテナは彼女を残酷な運命から救うため、決闘者たちに立ち向かうことを決意する。 [Written by MAL Rewrite]