劇場版 美少女戦士セーラームーンR
物語は、幼い地場衛が病院の屋上に立ち、もう一人の少年にバラの花を手渡す場面から始まる。少年は感謝の言葉を述べ、「いつかきっと、僕も君にたくさんの花を持ってくるよ」と言い残し、忽然と消えてしまう。時は流れて現代、地場衛と月野うさぎ、そして4人のセーラー戦士たちは植物園を訪れていた。うさぎが衛とのキスを求めようとしたその時、衛は誰かに見られていることに気づき、一人で外へ出て行く。うさぎたちはその場で遊び続けていた。
衛のすぐ近くの噴水が突然止まり、一枚のバラの花びらが彼のそばを舞う。女の子たちも外へ出てきた頃、空は暗くなり、無数の花びらが降り注ぎ、うさぎとちびうさを喜ばせる。すると、衛と同年代の若い男性が現れ、同時に花びらは消え去った。うさぎが衛のもとに駆け寄り、花びらを見たか尋ねるが、男性が会話を遮り、衛の手を強く握る。うさぎは状況に戸惑い、衛もその男性が誰なのか思い出せない。うさぎが男性の手を払おうとした瞬間、男性は怒りに変わり、彼女を押し倒し、「必ず約束を果たす」と誓う。男性は大量の花びらを周囲にいる全員に向けて放ち、花びらと共に消え去った。女の子たちが男性の正体に困惑する中、衛は独り言のように呟く。「フィオレ?まさか…」
麗の神社に戻った女の子たちは、地球に接近する隕石について話し合い、ルナとアルテミスはその表面に植物の痕跡を発見していた。話題はすぐに衛とフィオレの関係に移り、うさぎは衛が家族を失った後の孤独な日々、そしてうさぎ自身が「私があなたの家族になる」と約束したことを思い出す。
翌日、女の子たちが登校する途中、フィオレは花の妖魔を東京に送り込み、住民の生命エネルギーを吸収するよう命じる。女の子たちはセーラー戦士に変身し、住民を救うが、キセニアンの花と手を組んだフィオレの攻撃を受け、傷を負う。フィオレが爪のような指でセーラームーンを殺そうとした瞬間、タキシード仮面に変身した衛が身を挺して彼女をかばい、フィオレに傷つけられる。悲しみに暮れるフィオレは衰弱した衛を地球に接近する隕石へ連れ去り、液体で満たされた水晶の中に安置して治療を施す。
衛は思い出す。両親を失った後、すぐに同じく幼いフィオレと友達になったことを。しかし、衛は当時、フィオレをただの空想の友達だと思っていた。フィオレは地球の大気が自分に合わないため、やむなく地球を離れなければならなかった。フィオレが去る直前、衛は彼に一本のバラを贈った。それ以来、フィオレは宇宙を漂い、衛に贈るに値する花を探し求め、ついにキセニアンの花を見つけるが、その花に心身を支配されてしまう。その後、彼は地球に戻り、衛が地球人類に迫害され孤独だったことを理由に、人類への復讐を企てる。
一方、戦士たちは隕石から発せられるエネルギーが花の妖魔の邪悪なエネルギーと一致することに気づき、フィオレがその隕石に潜み、衛を囚えていると確信する。ルナとアルテミスが、キセニアンの花がどのように心の弱い者を利用し、多くの惑星を滅ぼしてきたかという伝説を戦士たちに伝えると、戦士たちは自らを隕石へ
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