

Nodame Cantabile Finale
新進気鋭の指揮者として、新生ルー・マルレ管弦楽団の首席指揮者を務める千秋真一はめきめきと頭角を現し、ピアニストとしてパリ音楽院に学ぶ野田恵(のだめ)もまた目覚ましい成長を遂げていた。しかし、千秋の成功と、彼が伝説のピアノの神童・孫蕊と親密な関係を築いていることに、のだめは取り残されるような焦りを感じ、二人の間には次第に緊張が走り始める。恩師シャルル・オークレールの助言をよそに、のだめは自らの演奏活動を軌道に乗せようと、再びピアノコンクールへの参加を決意する。 一方、千秋やのだめを取り巻く人々もまた、それぞれの岐路に立っていた。のだめの演奏を聴き、オークレールに師事することを拒否された孫蕊は自らに疑念を抱き始め、マエストロ・フランツ・フォン・シュトレーゼマンは自らの死生観と向き合う。ピアニストの李雲龍とタチアナ・ヴィシュネワはコンクールへ向けて熱心に準備を進めるが、後者はオーボエ奏者で同級生の黒木泰則への募る想いにも悩んでいた。 それぞれの道を歩み続ける千秋、のだめ、そして彼らの友人たちは、己の信念を貫くことに努めると同時に、全ての始まりの場所を忘れずにいなければならない。 [Written by MAL Rewrite]