「おとなしく言うことを聞くのは、臆病者の選択だ」。メカニカルな義肢「ギア」を装着し、スピードとパワーを飛躍的に高めたボクシング“メガロボクス”の闇のファイター、ジャンク・ドッグ。彼は若くして才能に溢れながらも、非合法の試合に参加しているため、師匠であるガンサク・ナンブの指示で八百長を繰り返し、細々と生計を立てていた。しかし、メガロボクス王者・勇利が一挑戦者を装って彼の粗末なリングに現れたことで、すべてが変わる。一ラウンドで叩きのめされたジャンク・ドッグに、勇利はこう告げた。「本気で俺と再戦したいなら、俺と俺のリングまで這い上がってこい」。
圧倒的な興奮に駆られ、八百長を仕組んでいた犯罪シンジケートの後押しも受けて、ジャンク・ドッグは世界最強のメガロボクサーを決める世界大会“メガロニア”への参加を決意。己の名前を持たない彼は「ジョー」と名乗り、ランキングの最下位からのし上がり始める。予選通過まで残り3か月。ジョーはライバルとの約束を果たすため、かつてない強敵たちとの死闘に臨む。
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