社交性に乏しく友達のいない鍵村葉月は、最近養子になったこともあり、新しい家族ともなかなか打ち解けられずにいた。彼女の唯一の逃げ場は、物語のページの間だけ。鮮やかな想像力が、友情と冒険に満ちた夢を生きさせてくれる場所だった。しかしある日、彼女のカバンに古くて神秘的な書物が現れる。それを返却するため図書館へ向かう途中、葉月は見覚えのある少女を見かける。その少女は、葉月にしか見えないようだった。彼女を追うことにした葉月は、隠された図書館へと導かれ、夢の中にしか存在しないと思っていた世界が待ち受けていることを知る。
『メルヘン・メドヘン』は、葉月と彼女の初めての友達・土御門静の出会い、そして葉月が『シンデレラ』の原典に選ばれ、原書使いと呼ばれる強大な魔法使いとなることを知る物語である。葉月は葛の葉女子魔法学園に入学し、自身の恐怖に打ち勝ち、自分自身の素晴らしい物語を創り出す能力を信じることを学んでいく。
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