

Shinsekai yori
西暦2011年、一部の人間に「呪力」と呼ばれる念動力が発現した。それから千年以上が経ち、神栖66町に住む渡辺早季は、友人たちの中で最後に呪力を覚醒させ、同じ能力者たちが通う「完人学校」への入学を果たす。学校の全員が呪力を持つ者たちだが、その力には優劣があった。早季の入学後まもなく、力が劣ると見なされていた級友の一人が突然、姿を消す。 ある日、決断力のある秋月真理亜、聡明な青沼瞬、観察眼の鋭い朝比奈覚、臆病な伊東守という友人たちと帰宅途中、早季は「バケネズミ」と呼ばれる見慣れぬ二体の生物に出会う。彼らはモグラのような姿をしており、呪力を持つ者を神として崇めていた。そのため、早季が困っている一匹を呪力で助けたとき、彼女は並外れた感謝を受ける。 バケネズミの社会における立場に疑問を抱いた早季たちは、さらに別の失踪事件を知ることになる。時が経つにつれ、彼らは周囲に渦巻く謎の答えを少しずつ探り始め、この一見「完璧」に見える新世界が、人類の暗い過去を覆い隠していることに気付いていく。 [Written by MAL Rewrite]