『機動戦士ガンダムF91』(日本語:機動戦士ガンダムF91)は、ガンダムシリーズ作品の二作目となる総集編でもリメイクでもない劇場版である。当初は本作の完結後、テレビアニメ版の続編を制作する予定であったが、公開時の興行収入が振るわず、計画は中止となり、代わりに『機動戦士Vガンダム』が制作された。テレビアニメ版で描かれるはずだった「宇宙バビロニア建国戦争」のその後は、年表や富野由悠季原作の漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の回想シーンで断片的に語られるのみとなっている。
短い平和の後、宇宙コロニーの政界や財界では貴族主義が台頭し、その中でもロナ家は私設軍隊「クロスボーン・バンガード」を結成した。地球連邦軍は宇宙住民の動向を観察する姿勢をとり、特に介入しなかった。U.C.0123年、クロスボーン・バンガード部隊がサイド4の各宇宙コロニーを急襲し、地球連邦軍部隊と交戦状態に入る。地球連邦軍のモビルスーツはクロスボーン・バンガードのモビルスーツに性能で劣り、戦況は一方的なものとなった。宇宙コロニー「フロンティアIV」の大学ではミスコンが開催されており、審査員がセシリーの優勝を告げたその時、破損したモビルスーツが落下し、会場はパニックに陥る。主人公シーブックは友人たちと合流し、戦争博物館へ避難するが、地球連邦軍が劣勢を強いられる様子を目の当たりにし、半壊した旧式モビルスーツを駆って、24番ポートへ向かい難民船への脱出を試みる……。
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