カルルが住む古い街には、広大な広場があり、その中央に奇妙な塔がそびえ立っている。塔の頂上には金色の大きな鐘があり、毎日三回鳴らされ、人々に食事の時間を知らせている。
この街では、誰もが自分が一番好きなことを見つけ、それを目標に進んでいく。カルルの友人の一人、バレットは見習いパン職人になり、果物が大好きなロロは果物屋の店主になった。洗濯屋のカリンカおばさんや、古本屋のグロフさんもいる。
好奇心旺盛なカルルも、自分の目標を見つけたいと思っている。彼は街の人々を助けながら、懸命に自分の夢を探している。
しかしある日、塔の大きな鐘が突然消えてしまった。
鐘の番人である時守じいさんは、ずっと前に一人で塔に登ったきり、降りてこない。みんな、時守じいさんは恐ろしい怪物だと言っているが、鐘の合図がなくなると、食事の時間がわからなくなり、とても困ってしまう。
それなら、時守じいさんに会いに行こう!
カルルは懸命に塔を登っていく。この不思議な塔の頂上で、いったい何が彼を待っているのだろうか?
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