1600年、霧深き関ヶ原の地で、二人の傑出した剣士による激闘が繰り広げられた。一人は、壬生一族の異能を有する高潔な剣士・壬生京四郎。もう一人は、血のように赤い瞳と髪を持つ千人斬り――「鬼目の狂」。彼らの伝説的対決は、天より降り注いだ流星が戦場を飲み込み、二人を跡形もなく消し去ったことで、突然の幕切れとなった。
その戦いから四年後、銃使いの賞金稼ぎ・椎名ゆやは、巨額の借金を抱え、今や好色な旅の薬売りと化した京四郎を追う。賞金を得るため彼女が連行する途中、京四郎を喰らわんとする非人の魔物が襲いかかる。この遭遇により、運命の戦い以来、京四郎の体内に封じられていた「鬼目の狂」が目覚める。こうして、伝説の二人の剣士と、彼らに秘められた真実を巡る壮大な物語が幕を開ける。
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