庭の一本の高くそびえる大樹の上で、キツツキの母は編み物をしながら、新たな命の訪れを心待ちにしていた。昼食時を迎え、彼女はメモを残して一人で餌を探しに出かけ、卵だけを巣に残した。しかし、卵の中の小さな生命は生まれつき落ち着きがないらしく、母親の留守中に動き出し、誤って転がり落ちてしまう。幸い、落下途中の蜘蛛の巣や花、木の葉がクッションとなり、無事に地面へと転がり出た。そして、偶然にも小さなネズミ、ジェリーの家へと迷い込む。突然の訪問者にジェリーは非常に驚いたが、殻を破って出てきた小さなキツツキが、執拗にジェリーを実の母親と信じ込んだことで、彼の困惑はさらに深まった。本能に駆られた小さなキツツキは、ジェリーの家の家具を次々と壊してしまい、ジェリーは彼を巣に戻そうとするが、頑固な小さなやつはまた後をついてくる。何度も追い返された小さなキツツキは落ち込み、その結果、うっかりトムを怒らせてしまう……。
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