朝、牛乳配達員が新鮮な牛乳一瓶を玄関先に置いた。食いしん坊のトムは飼い主の目を盗み、こっそりとその牛乳を自分のものにした。ちょうどお皿の牛乳をゆっくり味わおうとした時、小さなネズミのジェリーが遠慮なくお皿のそばにやってきて、がつがつと食べ始めた。ケチなトムはもちろん、ジェリーが自分のごちそうを分け合うことを許さず、何度もこの厄介な小さい奴を追い払おうとしたが、ジェリーはどうやら一杯分けてもらうと決心したようで、頑として引かない。トムはカンカンに怒り、実験室に逃げ込んで様々な強酸を調合し、猛毒の牛乳を作り上げた後、それをジェリーの巣穴の前に置いた。
ジェリーは罠だと知らず、牛乳をがぶがぶと飲み干し、苦しみながら巣穴の前で倒れてしまった。トムが喜ぶ間もなく、なんとジェリーは瞬時に巨大な体躯と並外れた力を持つ怪物に変身してしまった。バカなトムは今回、自業自得の結果を招くこととなった……
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