彼女の名はシスター・ロゼット、マクダラ修道院の悪魔祓い師。
1928年、アメリカ・ニューヨーク。夜はいまだ闇に彩られていた。第一次世界大戦終結後まもなく、アメリカ経済は未曾有の発展を遂げつつあった。しかし、あまりに急激な発展は、ある招かれざる客を引き寄せた。人の目には見えない怪異が、闇の中で蠢き始める。悪魔祓いを司るマクダラ修道院のシスター・ロゼットと、その助手である少年クロノこそが、“エクソシスト”と呼ばれる専門家である。
腕利きの二人は、様々な物品に憑依して合衆国に侵入する悪魔を阻止し、幾多の冒険を繰り広げる。ただし、時には悪魔を解決する傍ら、周囲にさらなる損害をもたらすこともあった。ロゼットは幼い頃、悪魔が引き起こした事件によって離散した弟・ヨシュアを探し続けていた。
そのために修道院に入り、悪魔祓い師としての訓練を受けた。しかし、彼女とクロノの間には重大な秘密があった。クロノの正体は、ロゼットと“懐中時計の契約”を交わした悪魔なのである。緊急時には、ロゼットが封印を解き、クロノに強大な力を発揮させる。だが、その代償としてロゼットは自らの“魂”を消耗し、寿命を縮めることになる。人間と悪魔の間に築かれた絶対の信頼関係。しかし、ロゼットの命は弟ヨシュアとの再会まで持つだろうか?
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