二年前、光月ミツキは想いを伝える前に親友の桜井英知がアメリカへ引っ越してしまった。連絡は取れないが、二人はそれぞれの夢を果たす約束を交わした。ミツキはプロの歌手に、英知は天文学者になることを。いつか自分の歌声が満月のように輝き、世界を越えて彼に届くことを願いながら。
しかし一つだけ問題があった。ミツキは喉のガンを患っており、声は小さく、歌うことは負担となっていた。音楽を嫌う祖母は手術を勧めるが、声を失うリスクを恐れたミツキは拒否していた。ある日、死神・由依メロコとキラタクトが現れ、彼女の余命があと一年であることを告げる。この突然の宣告に、ミツキは行動を起こす決意をする。メロコとタクトの助けを借りて、残された時間でプロの歌手になることを誓うのだった。
『満月をさがして』は、ミツキと死神たちの心温まる物語。歌うことの意味、そして生きることの真価を、彼らは見つけていく。
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