時は近未来、人間の心理状態や性格傾向が測定可能かつ数値化されるようになった。人々はこの測定値を俗に「PSYCHO-PASS」と呼び、この数値を指標として「良き人生」へ積極的に歩みを進めている。
そして犯罪もまた、数値によって処理される。厚生省公安局の刑事たちは、高い犯罪係数を持ち犯罪者心理に駆られる猟犬「執行官」と、冷静な判断力で執行官を指揮するエリート「監視官」でチームを組み、生涯福祉支援統括システム「シビュラシステム」が解析する犯罪関連数値「犯罪係数」を根拠に、都市の治安を守っている。彼らは規定値を超える数値を持つ犯罪危険性のある犯罪者「潜在犯」を追跡し、瞬時に「犯罪係数」を測定できる断罪の銃「ドミネーター」で処断する。
監視官・常守朱は、「犯罪係数」が正しく解析できない「免罪体質者」・槙島聖護の事件を経て、一人の刑事として成長し、シビュラシステムの真実を知る。彼女は依然として人間性と法秩序を信じ、システムの指示に従い、新生した刑事課一係を率いて、日々犯罪者と対峙している。
しかし、システムを揺るがすほどの怪物が彼らの眼前に静かに潜んでおり、彼らはそれに気づいていなかった――
コメント
コメントするにはログインしてください