自らの主君と追っ手百人を殺した罪で追われる隻眼の侍。謎の老婆、八百比丘尼に究極の延命術・血仙蟲を埋め込まれ、不死の身体となった。
義と情に厚い性格だが、幾多の生死を目の当たりにしてきたせいか普段は皮肉屋めいた態を装っている。
着物のなかに隠し持った数多くの武器を状況によって使い分けて戦う。その武器のなかにはかつて倒した敵の所持していたものも。また剣術は度重なる実践を経て身に着けた、独特かつ実践的なものである。
不死ゆえに自害することもできない万次は、妹・町の死をきっかけに、千人の悪党を斬ることで百人斬りの罪を償おうと決意。八百比丘尼の目論見で、天津景久率いる“逸刀流”に父を惨殺された無天一流浅野道場の一人娘・凜の用心棒となり、彼女らの仇討ちに加勢することになる。