本作のゲストヒロインで、西ガリエラ国の天才ピアニスト。ショパンコンクールでの優勝経験を持ち、チャリティーコンサートのため来日する。かつて獠と海坊主に命の危機を救われたバイオリニスト・氷室真希とはウィーンで知り合った仲である。東ガリエラ国情報部大佐・ヘルゼンは、彼女の実父。
長年、父親は自分が生まれる前に亡くなったと聞かされていたが、5年前、ピアニストだった母・ソフィアが「お前の父親は生きている。日本にいる」という言葉を残して亡くなったことから、父親に会いたいという思いを強く抱いていた。空港に到着後、ヘルゼンによる情報屋殺しと爆発騒ぎの混乱に乗じて、祖父でマネージャーを務めるクラウスから逃げるように単身でバスに乗り、喫茶キャッツアイへと向かう。到着してすぐ獠に対面し、名前も顔も分からない父親探しを依頼する。
ホテルでのレセプション当日、エレベーターの前で父親と知らずにヘルゼンと顔を合わせる。その直後、東ガリエラ国駐日大使・ボンダルの部下であるギュンターにより、クラウスと共に拉致されるが、これを知ったヘルゼンと獠によって救出される。その後、獠の自宅マンションへと連れられ、ここで自分の父親がヘルゼンだと知る。
その後、ボンダルが招集したライプニッツ大尉の特殊部隊にクラウスと香が拉致されたことを知り、獠に同行を願い出るも断られ、改めてチャリティーコンサートの舞台に立つ。
エンディングでは、ヘルゼンが死んだと伝えられて落胆していたが、帰国の途に就く船の中でヘルゼンと父娘としての再会を果たした。
初対面ながらセクハラをしようとした獠のことはスケベな人と思っていたが、ヘルゼンの部下・オイゲンと対峙した獠を目の当たりにした際には、それまでとは全く違う獠の姿に驚嘆する。また、香によって獠に対抗する術を教わっており、中盤ではキスを迫った獠に「100トンハンマー」ならぬ「10トンハンマー」をお見舞いし、獠を悔しがらせる。