

1998年7月、ある重苦しい夜。少女・浅上藤乃は廃ビルのバーで不良たちに拉致され、残酷な凌辱を受ける。しかし、どれほど肉体的・性的な暴力を加えられようとも、彼女の表情は終始無感情のままだった。翌日、その現場となった建物からは、バラバラに引き裂かれた遺体が発見される。その凄惨さは、犯人が人間であるとは考えられないほどだった。 一方、蒼崎橙子の探偵事務所には、昨夜の事件の犯人を「捕縛、または抹殺せよ」という依頼が届き、両儀式がその任に当たることとなる。だがやがて、あの惨劇からたった一人の生存者が逃げ延びたという情報が流れ、犯人はその男を探し出して殺すため、あらゆるものをなぎ倒しながら進んでいるという。伝説の「直死の魔眼」をもってしても捉えがたい、危険な敵との過酷な時間との戦いが、今、式の前に始まろうとしていた。
対戦相手を待っています...