

桜心女学院は、富裕層の令嬢のみが通う由緒ある学府である。その中でも特に優れた生徒に与えられる「高貴なる淑女」の称号は、教養と品格を兼ね備えた理想の日本女性の象徴とされる。平民出身のリリサ・スズノミヤは、母の再婚により突然、不動産王の娘となった境遇から、自らも「高貴なる淑女」となり、平民出身者でも高貴たれることを証明しようと決意する。 しかし、その目標に向かい、リリサが最も苦悩したのは、今や纏わねばならぬお嬢様の仮面を保つため、愛してやまないロックミュージックを捨てることだった。そんな彼女の決意が揺らぐのは、廃校舎で熱狂的にドラムを叩く、政治家の令嬢・黒鉄音羽の姿を目撃した瞬間である。反発し合いながらも、二人は音楽への情熱を共有し、二重生活を送りながらバンド活動を始めるのであった。
対戦相手を待っています...