

イ・ミョンイは生まれてこのかた、気胸(肺虚脱)と共に生きてきた。学校では、激しい過呼吸の発作、長引く咳込み、体育や兵役の免除などで注目の的となり、彼はそれを嫌っていた。同級生たちの好奇の目や反感に苦しみながら、ミョンイは完全なのけ者扱いされていると感じていた。しかし、学級委員長のハン・ソノだけは、彼に親切に接し、理解を示してくれた。その友好的な態度とハンサムな容姿から、ソノはミョンイの初恋の人となる。 それから9年後、ミョンイが高校の同窓会に出席した理由はただ一つ、ハン・ソノに再会するためだった。ソノが自分に少しでも想いを寄せてくれているのではないかという、かすかな望みを抱いていたミョンイだったが、ソノの左手に光る金色の指輪を見つけ、同級生たちの詮索交じりの質問を耳にした瞬間、その望みはあっけなく打ち砕かれる。肺の状態を顧みず、一服するために席を外したミョンイを、ソノが外まで追ってきた。予想外にも、それが二人の禁じられた恋の始まりとなる。
対戦相手を待っています...