

上野さんは中学の科学部部長。当然ながら、彼女は天才発明家でもある。どんな液体も飲料水に変える装置、最も悪臭を放つ匂いも消す装置、はたまた隠蔽手段として使えるダークマターさえ生成する装置――上野さんに不可能はないように思える。しかし、彼女がこれらの装置を発明するのは、人類の進歩のためではない。むしろ、彼女を動かす唯一の原動力は「恋」、彼女だけが解明できない唯一の現象なのだ。 上野さんは、無頓着な同部員の田中さんに首ったけだ。しかし、彼女は告白するのに神経質すぎるし、彼は彼女の想いに全く気づかない。だから、彼女の恋愛は完全に停滞している。上野さんの頭の中では、もし彼を変態的な状況に晒すことができれば、きっと彼は動揺して自分に惚れてくれるはずだ、そう考えている。無表情なクラスメイトで、献身的なウィングウーマンである山下さんの助けを借りて、上野さんは田中さんに自分の気持ちをいつか理解してもらおうと、多くの発明品を卑猥な方法で用いるのであった。
対戦相手を待っています...