

南米に「ヘヴンズゲート」が、日本に「ヘルズゲート」が出現して十年。かつて見慣れた夜空は、異様な仮空に覆い尽くされた。その目的は不明だが、ゲート内部では物理法則が通用しない空間が広がっている。そしてゲートの出現と同時に現れたのが、人間性と引き換えに超能力を手にした《契約者》たちだった。 日本のヘルズゲート周辺都市で、警視庁公安部外事四課課長・霧原未咲は、コードネーム「黒」と呼ばれる悪名高い契約者と対峙する。闇の世界で「黒の死神」と恐れられる彼は、仲間たちと共に謎の組織《シンジケート》の任務を遂行しながら、契約者の存在そのものを揺るがす陰謀の暗層を、徐々に剥ぎ取っていく。 天才・岡村天斎が放つ、政治的立場も正義も通用しない、影のみで繰り広げられる戦いを描くサイコスリラー。
対戦相手を待っています...