世に隔絶された天窪(シンカー)には、のんびりとした赤いウサギたちが暮らしていた。この赤ウサギたちとは不釣り合いなことに、主人公の耳朶(アルド)には白いオオカミの兄弟がいた。もちろん、この白オオカミが狼だとは誰も知らなかった。小白狼自身も、村長も祭司も。小白狼は赤ウサギの耳朶と共に育ち、実の兄弟のように仲良くしていた。小白狼の最大の幸せは、母(ウサギの母親)や兄弟と永遠に楽しく暮らすことだった。しかし、そんな平穏は長く続かなかった。祭司が、この一見温厚な大男が狼かもしれないと偶然発見したのだ。祭司はついに小白狼を追い出す口実を見つけた――火竜山へ命の果実を取りに行かせること。こうして、小白狼と赤ウサギの耳朶は命の果実を求める冒険の旅に出る。小白狼の真の正体が明らかになった時、この良き兄弟はどこへ向かうべきか……
対戦相手を待っています...