

一年生の瓜生貴彦は、学内新聞『フルナード・マンスリー』に何か独創的な記事を書きたいと願っていた。ごく普通の二年生に見える恋人・小山内ゆきに背中を押され、瓜生は新聞部を説得し、ある異色の事件を追う許可を得る。小規模な火災が連続放火へとエスカレートする中、瓜生はこれから起こる火災の場所を予測し、犯人を特定しようと試みる。しかし、事件への執着は必ずしも部の評判を高めるわけではなく、恋人の増長ぶりに、小山内も心穏やかではいられないようだ。 一方、これまた平凡な学生と思われている小鳩常五郎は、恋人の中丸刻子と平穏な日々を過ごしていた。しかし、過去の事件、そして小山内ゆき本人にも繋がる火災を目撃した小鳩は、真実を求めて、かつての「普通ならざる」性癖に逆らえずにいた。
対戦相手を待っています...