私の故郷にはある習わしがある。病弱な子供は百年神木を「目上の人」として認め、十二歳になるまで毎年お参りし、願い事を書いて枝に吊るす。そうすれば子供の健やかな成長を祈願できるという。こうして幼少期の思い出と、毎回の再会で感じた感動を胸に、遠方へ送るこの返事を描いた。 白く輝く眩しい夏について、寺社を越えて信仰を訪ねたある出会いについて、そして耳元に次第に鮮明になる幼い頃の呼び声について。 なぜなら、毎回駆けつける時の気持ちは色褪せたことがないから。 だから――遠くの、面識はないけれど同じように走り続ける「あなた」へ、同じ気持ちさえあれば、私たちはきっと響きが届く時に巡り会える。
対戦相手を待っています...