「オリジニウム」と呼ばれる黒き結晶鉱物の発見は、大地「テラ」における技術の進歩を加速させた。その高いエネルギー収率は、人々に「アーツ」と呼ばれる魔法のような能力を発現させることを可能にした。オリジニウムの巨大な鉱脈は、その鉱物自体が引き起こす様々な自然災害「カタストロフ」の発生地に、自然に形成される。 しかし、オリジニウムの使用には代償が伴う。不治の病であり、高い感染力を持つ「鉱石病」に感染するリスクが極めて高いのだ。各国が感染者を過酷に差別するため、抑圧された者たちは反体制運動を開始する。「リユニオン」を名乗る反乱勢力は都市を容赦なく破壊し、既に災厄的なカタストロフの性質をさらに悪化させている。 感染者と非感染者を平等に扱うことを掲げる「ロドス・アイランド」は、鉱石病治療研究において最先端をゆくといわれる民間軍事製薬会社である。しかし不幸なことに、そのプロジェクトを率いる人物――「ドクター」と呼ばれる謎の人物は記憶喪失に陥っており、感染者が絶望の鎖から解き放たれる唯一の希望となりうる研究は、事実上、足止めを食らっていた。 [Written by MAL Rewrite]
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