秦が中国を統一した後、三代にわたり韓に仕えた名家の子孫・張良は、韓の仇を討つため、始皇帝暗殺という「斬首作戦」を計画する。しかし、その企ては当局の廷尉府に察知されていた。張良が滎陽へ向かい、韓の王孫や旧臣たちに行動計画を報告する途中、廷尉府の伏兵に襲撃されるが、彼だけは奇跡的に逃れることができた。その理由は、韓王孫が臥薪嘗胆の故事で知られる越王・勾践を常に手本としていたことにあった。彼は参会者全員に蛇の胆を一つずつ食べさせ、韓復興の決意を示させたのである。体の弱い張良は冷性の蛇の胆を食べたため、すぐに腹痛を覚え、厠に向かった。そのまさにその時、廷尉府の伏兵が斬り込んできたため、彼は厠の中で難を逃れたのだった。 後に功績を立て名を成した張良が、師・黄石公を祀るため黄石崗を訪れたとき、生死を共にした西門雁と偶然再会する。西門雁は、韓王孫が項羽によって韓王に封じられ、彼女を王妃に立てようとした際、遠くへ旅立っていたのだった。二人の間には語り尽くせぬ思いがあったが、どう口を開けばよいかわからず、ただ長く静かに見つめ合った。やがて西門雁はほほえみを浮かべ、さっと立ち去ってしまう。張良の心には、永遠に思い出されるべき、もの悲しい情感が残された……
対戦相手を待っています...