『同胞速醒』は朱石麟が脚本を担当し、万氏兄弟が監督・作画を手がけた。1931年の冬、上海の聯華影片業公司で撮影を完了した、抗日を題材とした宣伝映画である。冒頭は祖国の美しい山河を描いた山水画の長巻が広がり、その長巻の果ての草原には巨大な雄獅子が眠りにつき、日本侵略軍の進撃を阻んでいる。眠れる獅子は日本侵略軍の大砲、飛行機、戦車による激しい爆撃で目を覚まし、咆哮と共に立ち上がる。その四肢と尾は労働者、農民、商人、学生、兵士の姿へと変わり、体は巨大な石のローラーとなる。工・農・商・学・兵が心を合わせて石のローラーを押し引きし、日本侵略軍とその飛行機、大砲、戦車を粉々に圧し潰す。押し引きの過程では、白い文字のスローガンが次々と小さく始まり画面いっぱいに躍り出る。それらのスローガンには「金ある者は金を出し、進んで寄付を」、「力ある者は力を出し、救護隊に参加を」、「工・農・商・学・兵、進んで義勇軍に参加を」、「亡国を救い生存を図り、日貨を抵制せよ」、「抗戦を最後まで、決して亡国の奴隷になるな」などが記されていた。 紹介文はhttp://www.shtong.gov.cn/dfz_web/DFZ/Info?idnode=63937&tableName=userobject1a&id=11579より
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