鬼医桃夭、善悪は謎の如し。金鈴の通るところ、一片の鱗甲も残さず。百種の妖怪を語り、世の変遷を綴る。彼女は全ての妖怪の救い主であり、また全ての妖怪の悪夢でもある。磨牙という小坊主を連れて江湖を渡り歩く、その者こそ鬼医桃夭である。桃都の鬼医・桃夭は妖怪のみを治し、人は治さない。彼女は小坊主・磨牙を伴って四方を雲遊し、道すがら様々な妖怪の病を治していく。磨牙の子分である狐の滚滚、そして彼らの古くからの隣人である蛇妖・柳公子も次々と旅に加わり、妖怪が横行し危険に満ちながらも人々が愛おしむこの世で大いに腕を振るい、周囲の妖怪たちの難病奇病を治療し、またそれらの妖怪に縁ある人間たちの悩みも解決していく。桃夭と磨牙、柳公子の関係は表立って示されることはないが、さらに奇怪な問題がこの小さなチームの解決を待ち受けている。氷山の一角から、物語全体の雄大で精緻な世界が覗ける。これは華麗で未知なる冒険である。主人公たちと共に、寓話のような小さな物語を一つにつなぎ、彩り豊かな大千世界を紡ぎ出していく……
対戦相手を待っています...