『迷宮物語』(原題同、外文副題:Manie-Manie)は、眉村卓の短編小説作品『ポケットのXYZ』を原作としたアニメーション映画である。全編は「ラビリンス*ラビリントス」、「走る男」、「工事中止命令」の三つのユニットからなり、短編形式で構成されている。上映時間は50分。 本作は当初、1986年に角川が主力として打ち出したアニメ長編映画『時空の旅人』と同時上映される予定であったが、制作の進捗が間に合わず、代わりに『火の鳥 鳳凰編』が上映された。完成後は、1987年9月25日に「東京ファンタスティック映画祭'87」で初上映され、同年にビデオソフトが発売された。さらに2年後の1989年4月には、小規模な単館上映の形で劇場公開が実現した。この間、長らく上映が実現しなかった理由は、完成品を見た当時のプロデューサー・角川春樹が、そのスタイルがあまりに前衛的で難解であると判断し、お蔵入りさせたためである。
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