『キティ・フォイルド』 トムとジェリーの劇場用短編シリーズ第34話。 静かな大邸宅で、小さなカナリアのククが自分の鳥籠の中でうたた寝をしていた。突然、部屋から騒がしい音が聞こえてきた。なんと、あの因縁のコンビ、トムとジェリーがまたもや戦いを始めたのだ。二人は追いかけっこをしながら、多くの家具や器を壊していく。ついに、小さなジェリーはトムに追い詰められ、もう少しで宿敵の食卓に並ぶところだった。その危機的状況の中、ククは義勇を奮って鳥籠の台座を外し、トムはその台座に直撃して目を回した。やっとジェリーを捕まえようとしたのに、横から邪魔が入ったことで、トムは激怒。今度はククを追いかけることにした。自分を助けてくれたククが危険に陥ったのを見て、ジェリーは逆にククを助け、トムの追跡から逃れる手助けをした。この過程で、二人は良い友達になった。何度も失敗しても、執念深いトムは決して諦めない。どうしてもこの二人の厄介な小さな奴らを捕まえるのだ……。 タイトルは、アメリカ小説およびそのラジオドラマ・映画化作品『Kitty Foyle』(邦題:『キティ・フォイル/愛と運命の彼女』など)のタイトルをもじった駄洒落である。 BGMにはオペラ『セビリアの理髪師』とスコットランド民謡『蛍の光』が用いられ、終盤でジェリーとククが口笛で吹くメロディはアメリカのポピュラーソング『マイ・ブルー・ヘブン』による。
対戦相手を待っています...