春はたけなわ、恋心も満ち溢れる季節。陽気で無邪気な小さなねずみのジェリーが、ぴょんぴょん跳ねながらやって来た。彼が探しているのは、宿敵であり、ある意味ではかけがえのない親友でもあるトムだ。ジェリーはトムを思い切り蹴り飛ばすと、逃げ出した。いつものように追いかけてくるのを待っていたが、トムは窓辺にへばりついたまま微動だにしない。毛をむしり取られても、ただそっとジェリーを押しのけるだけ。なんとトムは、窓の向こうにいるセクシーで魅惑的な雌猫に夢中になり、目は無限の愛に満ちていた。その後、トムは雌猫に近づき、あらん限りの媚態を振りまく。この光景を見て、ジェリーの心は複雑な思いでいっぱいになる。悪魔の囁きに誘われるまま、ジェリーは雌猫の名をかたり、ゴミ捨て場に住むラッキーガイへ熱烈なラブレターをしたためた。招きに応じて現れたラッキーガイと、当然のことながらトムは恋敵同士の戦いを繰り広げることになる……
対戦相手を待っています...