古代、一日中本の山に埋もれている本の虫がいた。彼は何事も本の中に答えがあると信じ、文字通りに解釈するだけで深く理解しようとせず、その「本万能主義」は往々にして断章取義的なものだった。 ある日、彼は足を炉火にかけながら、古人の鑽木取火についての文章を読んでいた。こちらでは靴が燃え始めているのに、あちらではまだ「まず煙、その後火」と唱えている。靴が燃えていることに気づくと、彼は慌てて頭をかきむしり、また本に頼ろうとした。本に「橘は性質が穏やかで火を鎮めることができる」と書かれているのを見て、急いで橘を食べ始め、橘の汁が靴に滴り落ちて火を消した。彼は大喜びで本の偉大さを嘆いたが、靴はもう履けなくなっていた。 彼は街へ靴を買いに行き、靴売りにサイズを聞かれた。頭をかきながら、彼はこう答えた。「家に取りに帰ります!」家に戻って箱をひっくり返し、父親が残した書簡を見つけると、「靴は六寸」という一文だけが目に入った。その前にある「我が子七歳」や後の「足は人と共に成長し、歩みと共に進む」という言葉は完全に無視した。
対戦相手を待っています...