アニメタイトル:「アイドル天使ようこそようこ」 田舎の少女・田中陽子(台湾版訳「小俏妞」)は、テレビでブロードウェイの舞台を偶然目にし、ブロードウェイの歌姫になることを志す。しかし、どうすれば叶うのか?まずは下積みから始めようと、陽子はムササビの「ムー」を連れて、東京・渋谷へ向かう列車に乗り込んだ。まずは歌手になることを目指して。 新幹線で、陽子は同じく渋谷を目指すもう一人の少女・山杜サキ(台湾版訳「凱蒂」)と出会う。彼女の夢は女優になることで、夢を追いかけるため家出して渋谷へやって来たのだ。二人は共に繁華街へ足を踏み入れ、スカウトを探して歩き回る。ようやく見つけたスカウトマンは、しかしアダルト映画の女優を探しており、目の前の14歳の少女たちには到底無理だと、あっさり追い返されてしまう。 天性の楽天家である陽子は、自己アピールが足りず、目立っていなかったからだと考えた。そして渋谷で目立とうと、あちこち遊び歩き始める。その途中、二人は渋谷No.1歌手・星花京子と出会う。ファンから「ほっきゅん」と呼ばれる彼女が、渋谷で撮影をしていたのだ。好奇心から見物に行った二人だったが、京子は陽子と衝突し、最後は怒ってその場を去ってしまう。マネージャーが因縁をつけようとしたその時、渋谷の顔役・渋谷長五郎が二人を助けた。 夕暮れ時、二人は再びあのスカウトマン・原田俊雄と出会う。しつこく付きまとう二人にうんざりした原田は、結局名刺を渡す。アイ・スター社長の山下秀樹は二人と会い、かつて同じように夢に燃えていた自分を思い出し、彼女たちを雇うことを決める。ほっとしたのもつかの間、二人はすぐに住む場所に頭を悩ませ、所持金もない二人はその夜、公園で寝る羽目になる。 そして、二人は不思議の国のアリスが不思議の街に迷い込んだように、彼女たちの物語を歩み始める。弱小芸能プロダクションの下で、二人は懸命に努力する。無一文でアルバイトを探し、あちこちで作曲や作詞を頼み、バンドを組んでも楽器が買えず、ようやく楽器を手に入れてもステージで失敗する。一歩一歩歩みを進め、楽天的な性格と抜群の歌声で、様々な人々と出会い、様々な出来事を経験する。やがて「ようきゅん」として人気アイドルへと成長し、二人の才能も認められていく。 ある日、二人が所属する山下社長は、ミュージカル「不思議の街のアリス」の制作を思い立つ。しかし、日本流行曲振興本部が様々な手段で妨害し、公演できる場所はどこにも見つからず、ミュージカルは失敗に終わる。それでも陽子は、どんな状況でも歌い続ける姿で、ブロードウェイから来たあるプロデューサーに無限の可能性を感じさせた。 最後に、そのプロデューサーは陽子とサキをブロードウェイへ招こうとする。サキは即座に断った。自分の舞台は日本にあると信じていたからだ。一方の陽子は、飛行機に乗る直前まで長く悩んだ末、みんなとミュージカルを完成させるために残ることを決意する……。そして、ゆっくりと昇る朝日が、舞台である渋谷を照らし、陽子とサキという二人のアリスは、この不思議の街に飛び込み、彼女たちのミュージカルを始めるのだった。 五十年
対戦相手を待っています...