ある日、トンボが蓮の花の中を飛び交い、蝉が柳の枝先で鳴いていた。カマキリが木の葉の中から這い出し、首を伸ばして覗き込み、そっと蝉の方へと進んでいった。蝉はすでに気づいていたが、落ち着き払っていた。カマキリが背後で鎌を振り上げて斬りつけようとした時、蝉は羽を震わせて飛び去った。またある日、蝉がニレの木の枝先で鳴いていた。一枚の木の葉がゆっくりと前へ這い動いていた。キビタキが枝先に飛び上がり羽を整えていると、その木の葉が蝉の方へと進んでいるのを見つけ、何か企みがあると知り、注意深く見守った。カマキリは葉を背負って身を伏せて進み、蝉に接近した。今回は蝉は全く気づかなかった。カマキリは素早く鎌を振り上げて蝉に強く斬りつけ、蝉はギーギーと悲鳴を上げた。ちょうどカマキリが自分の勝利に喜んでいると、キビタキが突然カマキリに襲いかかった。まさに「カマキリが蝉を捕らえようとすれば、後ろにはキビタキがいる」という状況だった。その時、木の洞から突然テンが現れた。そしてキビタキに飛びかかっていった。
対戦相手を待っています...