レストランで働く古町みなれは、最近つらい別れを経験した。傷心のまま酔い潰れた彼女は、夜の街で見知らぬ男性――北海道・札幌のローカルラジオ局ディレクター、麻藤兼嗣に自分の不幸をぶちまけてしまう。
翌日、仕事中のみなれは、前夜の自分の声がラジオから流れていることに仰天する。慌てて放送を止めようとラジオ局に駆け込み、麻藤と対峙するが、流れからその場で生放送に出演することに。酔っぱらいトークの顛末を説明するうち、彼女のエネルギッシュな声はためらいのない滑らかなトークを展開し、麻藤はその才能を見抜く。
やがてみなれは麻藤の指導のもと、深夜のトーク番組のパーソナリティとして札幌を舞台にした面白エピソードを語り始める。昼の仕事と私生活を両立させながら生計を立てていく日々が、彼女の新たな物語を紡ぎ出す。
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