20世紀半ば、第二次世界大戦は正に熾烈を極める重要な局面にあった。この時、大英帝国は一つの重大な情報を得る。「代理総統」の異名を持つナチスの幹部・少佐が、戦局を一変させる重要な戦争を密かに開始しているという。彼が率いる部隊は、血に飢え、人間性を失った肉体の怪物・グールで構成されていると伝えられており、一度グール部隊が攻撃を開始すれば、連合国側の優位は跡形もなく消え去り、世界は最も暗黒の時代に突入することになる。この事態に対し、王立国教騎士団ヘルシングは本土防衛を誓う。そして当時、青春の只中にありながら「死神」の異名を持つウォルター・C・ドルネーズも、恐るべき吸血鬼アルカードを伴って英国上空に飛来し、この後世にまで影響を及ぼす世紀の大戦に巻き込まれていく。王立国教騎士団の伝説は、こうして幕を開けたのである……
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