神々が人類の絶望の時に答えを出さなかったため、人々は悪魔にすがった。救世主と称されるそれは、剣「ゾルトゲヴィン」を振るっていたが、制御不能な血への渇望により、自分を召喚した者たちさえも殺害してしまった。長い時を経て封印されていたその剣は、今、呪われた遺物を収集する組織「所司代」によって発掘される。しかし、ゾルトゲヴィンはあまりにも強力で、人間の手に負えるものではなかった。その腐敗の力は管理者・三浦拓馬に影響を与え、剣を手に逃亡させてしまう。
一方、尾形ガイの家族は、もう一振りの魔剣「シリュウ」の所有を巡って引き裂かれていた。父は殺害され、母は彼を出産した直後に自ら命を絶った。森に捨てられ、その刃を握りしめたガイは、鍛冶師・アモンに発見される。不自然なまでにその剣に執着したガイは、長年、鍛冶の技術を磨くために尽力する。しかし、事故で腕を失った彼は、新たな腕――再鍛造されたシリュウを手に入れる。
呪われた剣を腕にしたガイは、その暴力的な衝動を制御することを学ばなければならない。その間にも、ゾルトゲヴィンは暴走を続け、血の跡を残していく。
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