『Q版三国』は、広東広州統一影視数码特技制作センターが制作・出品した作品です。2年の歳月と1000万元の資金を投じた、国内初の大型成人向けアニメーションです。39話からなる歴史コメディアニメの大作です。
天下の大勢は、長く分裂すれば必ず統一され、長く統一されれば必ず分裂するという。後漢末期、献帝の愚昧無能により天下は大乱に陥り、歴史上「三国鼎立」の時代がここに始まりました。劉備(白菜農家)、関羽(牛もつ処理人)、張飛(豚屠り)の三人は兵士に応募しようとしていましたが、理由もなく桃園監獄に捕らえられてしまいます。三人は意気投合し、桃園で義兄弟の契りを結びました。
出獄後、劉備はどうしても「大物」の庇護を受けたいと考えていましたが、彼は不運にも、頼った大物は必ず死んでしまうという状況に!世間は劉備を「大物キラー」と呼び、この名はたちまち全国に広まりました。「曹記刀鋪」の店主・曹操は好意から劉備を鍋パーティーに招き「酒を酌み交わして英雄を論ず」としましたが、劉備は曹操が自分を害するのではないかと恐れ、先手を打って曹操を殴り倒し、慌てて逃げ出しました。その途中、生涯最愛の女性「花花」を曹邸に置き去りにしたことに気づき、関羽に救出を頼みます。曹操はかねてから関羽の名を聞き知っており、「極上牛もつ」で関羽を魅了し、帰るに帰れなくさせました。
数年も失業していた諸葛亮は偶然劉備と出会い、劉備から「天人のごとき人物」と崇められます。亮は偶然の成り行きで劉備のビジネスをどんどん拡大させ、劉・曹・孫の三国鼎立の構図が徐々に形作られていきます。その後、亮は三家が赤壁で行う「ロッククライミング大会」を一手に計画し、東風の助けもあって劉備が大勝利を収めました。
この三国はあの三国とは異なり、『Q版三国』は『三国志演義』や『正史 三国志』のように終日戦いを繰り返し全国統一を目指すのではなく、別の方法――ビジネス戦争によって統一戦争に取って代わります。俗に言う「商売は戦場の如し」です。曹操・劉備・孫権の三人を代表とする三大グループが商売の世界で大騒動を繰り広げ、その様は実に痛快です。三国の大まかな情勢を理解できるだけでなく、血生臭さを目にすることもなく、お腹を抱えて笑うことができます。
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