物語は現代の学園を舞台に、星奏学院は普通科と音楽科に分かれた高校である。二つの学部は大きく隔てられており、校舎、制服、カリキュラムもそれぞれ独立している。普通科に通う日野香穂子は平凡な女の子で、太陽のような明るさを持ち、どんなことにも率直に向き合う。ある日、彼女は偶然音楽の精霊リリを見かけ、わがままなリリは香穂子がぼんやりしている隙に魔法のヴァイオリンを無理やり押し付け、あの手この手で学校の音楽演奏会への参加を迫る。このヴァイオリンの特徴は、使用者がどんな技術も必要とせずに美しい音楽を奏でられることだが、演奏するには使用者の心情がヴァイオリンと共鳴しなければならない。一方、一緒に演奏会に参加する他の五人のメンバーは皆、音楽科のエリートたちであり、参加できなかった音楽科の生徒たちは普通科の香穂子の参加に強い不満を抱いている。同時に、魔法のヴァイオリンの秘密を守らなければならないことも、率直な香穂子にとって大きな悩みの種となっていた。
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