

Look Back
藤野歩は小学4年生ながら、学校新聞に掲載される手描きの4コマ漫画で、すでに高い評価を得ていた。しかし、見たこともない内気な生徒・京本と紙面を共にするよう依頼されたとき、藤野は初めて自身の未熟さを痛感する。自由奔放な彼女の絵は、京本の息をのむほど精緻な画の隣では、恥ずかしいほど幼稚に見えたのだ。 それから一年、藤野は世間を遮断し、漫画制作の研究に没頭、顔も知らぬライバルに追いつくためひたすら描き続けた。だが京本の才能は彼女をはるかに凌駕しており、藤野はすべてをやめてしまう。さらに一年が過ぎ、卒業式の日、藤野はついに京本と対面する。そのだらしなく、内気で、吃りがちな少女は、実は藤野の最大のファンだったのだ。この出会いは藤野の芸術への情熱に再び火をつけ、ライバル心と尊敬、そして漫画への共通の愛で結ばれた長きにわたる友情の始まりとなった。 [Written by MAL Rewrite]