ラインハルト・フォン・ミューゼルの率いる銀河帝国は、第四次ティアマト会戦において自由惑星同盟を撃破した。英雄としてオーディン帝都に凱旋したラインハルトは、その戦功により元帥に昇進し、ローエングラム伯爵の称号を授かる。一方、ヤン・ウェンリーは華々しい歓迎もなく無事に同盟首都ハイネセンへ帰還し、愛しき友人たちとの再会を果たす。
両者に束の間の休息が訪れるかに思えた。しかし、策謀家オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公の要請により、帝国軍統帥本部は新たに元帥となったラインハルトに二万隻の艦隊を預け、同盟侵攻を命じる。ブラウンシュヴァイク公がこの作戦を同盟政府に漏らしたため、同盟側は四万隻の大艦隊を投入し、伝説のダゴン星域会戦の再現を目論む。二倍の兵力差にもかかわらず、ラインハルトは緻密な作戦を立案するが、その意図はヤンに見抜かれていた。果たしてヤンの警告は、時宜を得て上官たちに届くのだろうか。
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