『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』は、2007年2月17日に公開された91分のアニメーション映画であり、荒木飛呂彦による長期連載『ジョジョの奇妙な冒険』の第一部を基にしている。本作は、OVA作品『ジョジョの奇妙な冒険』を手掛けたA.P.P.P.が制作を担当。また、『北斗の拳』や『JOJOの奇妙な冒険』OVAで作画監督を務めた羽山淳一の初監督作品でもある。音響はTom Myersが担当し、エンディングテーマ/プロモーションソング「VOODOO KINGDOM」は日本のヒップホップバンドSOUL'd OUTが提供。この映画は、荒木の漫画家活動25周年と『JOJOの奇妙な冒険』連載20周年を記念して制作された。
映画は早くも2004年初頭の東京国際アニメフェアで予告されていた。共同制作会社であるバンダイは、当時から現在に至るまでJOJOゲームの制作権を保持しており、映画の宣伝を兼ねてPS2用に『ファントムブラッド』の漫画を基にしたゲームを制作した。映画の最初の正式予告編は、このゲームのプロモーションイベントで公開され、イベントには数名の声優や荒木飛呂彦本人も登場した。予告編はその後、ゲームの予約特典DVDに収録された。PS2ゲームの公式サイトは2019年末時点でもアクセス可能であったが、現在はWayback Machineでのみ閲覧可能である。
『ファントムブラッド』は日本の劇場でのみ公開され、最後に確認された上映は2007年4月9日であった。劇場公開終了後、二度と視聴されることはなかった。その理由は不明だが、多くの人が映画に対する一連の否定的な反応が原因と推測している。また、A.P.P.P.は翌年、2000年に公開されたシリーズ第三部OVA『スターダストクルセイダース』における宗教的論争のため、JOJOシリーズの権利を失った。
特筆すべきは、現在アクセス不能となったこの映画の公式サイトのフレームが、Wayback Machineでは依然として閲覧可能である点である。ただし、多くのコンテンツは失効している。同じURLで現在アクセス可能なサイトもあるが、それは職場での閲覧に適さない日本語サイトであり、内容も大きく異なっていることに注意が必要である。
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