かつて、仙界の頂点・崑崙の名門「静虚宮」の筆頭弟子であった姜子牙は、師と共に世を乱す妖魔を討ち、九尾の妖狐を捕らえる大戦に身を投じた。天界への階段を最初に登ったとされ、神々の長となることが期待されていた。
しかし、九尾を処刑する最後の任務で、妖狐が幻影を見せ、その中に囚われた無垢な少女の存在を示したことから、事態は急変する。疑念を抱いた姜子牙は、少女を救うため妖狐を解放してしまう。この過ちにより、彼は神力を封じられ北海へ追放され、九尾の幻影に囚われぬ日が来るまで、そこで過ごすこととなった。
十年後、姜子牙は友人の申公豹や愛玩動物の四不相と共に北海で暮らしていた。ある酒場で、幻影の少女に瓜二つの少女・小九と出会う。彼女の足首に九尾の妖狐と同じ飾りがあることを問いただすと、それは黒い花が咲く場所へと導くという。信じるべきか悩みながらも、姜子牙は小九と共に幽都山へ向かう。こうして二人の過酷な旅が始まり、それは姜子牙が求める真実だけでなく、過去の大戦に隠された衝撃的な事実をも明らかにしていくのだった。
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