遠い未来、戦争の様相は一変していた。通常兵器では傷つかず、破壊的な火力を備えた巨大な球体戦車「オブジェクト」が戦場を支配し、その投入そのものが勝利を意味するため、従来の軍隊は無力化されていた。しかし、この新たな戦争の在り方に、いま転機が訪れようとしていた。
オブジェクト設計を学ぶ学生クウェンサー・バーボテージと、貴族出身のレーダー分析官ハイウィア・ウィンチェルは、正統王国第37機動整備大隊に所属し、国のオブジェクトの一つ「ベイビーマグナム」の支援任務に就いていた。しかし、戦闘の混乱により、二人は絶体絶命の状況に追い込まれる。歩兵に過ぎない彼らが、敵オブジェクトの圧倒的な力と対峙することになったのだ。自らと仲間の兵士たちを救おうと奔走する中、一筋の希望が輝き、世界のオブジェクトに対する認識は永遠に変わることとなる。
『ヘヴィーオブジェクト』は、ベイビーマグナムのパイロットであるミリンダ・ブランティーニや、指揮官のフロライティア・カピストラノと共に、世界中を転戦し、幾多の戦いを繰り広げる二人の兵士を描く。絶望的な状況に次々と立ち向かいながら、彼らはあらゆる知恵と勇気を振り絞り、オブジェクトという圧倒的な敵に打ち勝たねばならない。
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